中国株(午前):上海総合指数は下落、不動産株安い-温首相の発言響

14日午前の中国株式市場では上海 総合指数が下落。中国の温家宝首相が国内経済は「良好」との認識を 示す一方、不動産価格の上昇が社会不安をもたらす恐れがあると警告 したことに反応した。

不動産開発関連株は万科企業(000002 CH)や保利房地産集団 (600048CH)を中心に下落。不動産価格の抑制に向けて、中国政府が 新たな措置を導入するとの観測が高まった。医薬品メーカーの哈薬集 団(600664CH)は3カ月ぶりの高値から下落。上昇は行き過ぎと受け 止められた。

一方、国内最大の乗用車メーカー、上海汽車集団(SAICモー ター、600104 CH)は0.6%高。中国の7月の景気先行指数が3カ月連 続で上昇したことが手掛かりとなった。

上海坤陽投資管理のファンドマネジャー、戴明氏は「温首相の発 言は、不動産価格が制御不能となれば、一段と厳しい措置を講じると 警告を発するものだ」と指摘。「ただ、経済に関する首相の発言を受け て、成長が大きく落ち込む公算は小さいとの安心感が投資家の間に広 がった」と語った。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動す る上海総合指数は、現地時間午前11時半(日本時間午後零時半)現在、 前日比0.15ポイント安の2688.18と、0.1%未満の値下がり。一時は

0.6%高まで上げていた。上海、深セン両証取のA株に連動するCSI 300指数は前日比0.1%高の2966.20。

--Zhang Shidong. Editors: Richard Frost, Allen Wan

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 関根裕之 Hiroyuki Sekine +81-3-3201-7850 hsekine@bloomberg.net Editor: Ryoji Uchida 記事に関する記者への問い合わせ先: Zhang Shidong in Shanghai at +86-21-6104-7014 or szhang5@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Reinie Booysen at +65-6212-1154 or rbooysen@bloomberg.net

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE