8月の米小売売上高は0.3%増と2カ月連続で増加か-BN調査

8月の米小売売上高は2カ月連 続で増加したもようだ。今年7-12月(下期)の米景気腰折れ懸念 が後退しているとエコノミストらは指摘している。

ブルームバーグ・ニュースが実施した調査では、8月の小売売上 高は前月比0.3%増(76社の予想中央値)が見込まれる。7月は同

0.4%増だった。自動車・同部品を除いたベースでも同0.3%増(74 社の予想中央値)とみられている。7月は同0.2%増。自動車を除く 売上高は6月まで2カ月間で減少していた。

売上税がかからない「タックス・フリー・ホリデー」を導入した 州が増えたほか、一部の小売業者で新学期前に大幅値引きを実施する なか、コールズやロス・ストアーズなど小売りチェーンでの需要は増 えた。だが雇用機会の不足や家計を立て直す必要から、米経済の約7 割を占める個人消費は今年いっぱい、限定的な伸びにとどまると予想 される。

ジャニー・モンゴメリー・スコットのチーフ債券ストラテジスト、 ガイ・リーバス氏は「消費者は値引き品を購入しようとしており、慎 重に買い物をしている」と指摘。「失業率は高水準にとどまっており、 すぐに下がる兆候もほとんどない。回復は勢いに欠けている」と語っ た。

米商務省による小売売上高の発表時間は午前8時半(ワシントン 時間、以下同じ)。ブルームバーグ調査の予想レンジは前月比0.3% 減から同0.6%増。

同省が午前10時に発表する7月の企業在庫は前月比0.7%増 (50社の予想中央値)と、4カ月ぶりの大幅増が見込まれる。在庫 の伸びが売り上げのペースを上回っているため、企業は在庫処分のた めに値下げを続けなければならないもようだ。

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