バーゼル新規制:BNPやロイズなどに最も恩恵-クレディ・スイス

12日にバーゼル銀行監督委員 会が合意した銀行新規制によって最も恩恵を受けるのは、フランスの 銀行BNPパリバや英銀ロイズ・バンキング・グループ、スウェーデ ンの銀行スベンスカ・ハンデルスバンケンなどの欧州銀になるとの見 解をスイスの銀行、クレディ・スイス・グループのアナリストらが明 らかにした。

ダニエル・デービーズ氏(ロンドン在勤)らクレディ・スイスの アナリストらは13日のリポートで、普通株など狭義の自己資本比率 を7%以上にするよう銀行に義務付けるとバーゼル委が表明したこと は、比較的高配当が可能となる過剰な資本を持つ銀行に最も有利だと 分析。次に、それほどは資本が多くない仏銀クレディ・アグリコルな どのグループが、今後8年間にわたる「寛大な移行措置」から恩恵を 受けるとした。

クレディ・スイスのアナリストらは、「銀行セクター全体にとっ て最も重要なのは、資本規制をめぐる不確実性が解決に向け大きく前 進したことだ」と指摘した。