財務相:必要なら為替介入含む断固たる措置-政治空白作らず

野田佳彦財務相は14日午前の閣議 後会見で、為替相場が一時1ドル=83円25銭と15年ぶりの高値水準 を更新したことを受け、「代表選に関係なく、政治空白を作ることな く、既定方針通り必要な時には為替介入を含む断固たる措置を取る」 と述べ、市場の動向をけん制した。

また、財務相は「為替市場の動向については重大な関心を持って 見守っていきたい。円高の急速な進行と長期化は経済や金融の安定に 悪影響を及ぼし、看過できない」と重ねて強調。円高の背景について は欧州経済の先行き不透明感や米国経済の回復の遅れに伴うリスク回 避や日米金利差の縮小を挙げた。

円相場への対応をめぐっては、菅直人首相が民主党代表選に向け た10日の公開討論で、「少なくとも何らかの行動をわが国が取った時 にネガティブなことを言わないでほしいということでいろいろとやっ ている」と述べ、水面下で欧米各国と為替介入に向けた調整を進めて いることを明らかにした。これに対し、財務相は「発言は承知してい るが、コメントは差し控えたい」と述べるにとどめた。

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