コニシ株が1000円台に、ボンド事業回復で業績上振れ-住宅持ち直し

接着剤や床用ワックスに強みを持 つコニシの株価が前日比4.7%高の1000円まで急反発。7日以来、約 1週間ぶりに大台を回復した。一戸建て住宅を中心に住宅用ボンド事業 が好調に推移、4-9月(上半期)業績が計画を上回る見通しとなった ことが好感された。

コニシが13日の取引終了後に公表した4-9月業績予想の修正に よると、連結純利益は従来計画比73%増の11億1000万円と、前年同 期比で7.5%の減益予想が一転、60%の増益となる見通しだ。比較的採 算の高いボンド事業が想定を上回り、営業利益が計画比56%増の20億 円に増大し、営業利益率も4.2%と、前年同期から1.1ポイント上昇し た。正式な上半期決算発表日は10月29日。

同社広報担当の村田晶氏はボンド事業について、「既存の顧客から の受注が増えているうえ、新規案件も伸びている」と説明、戸建て住宅 向けのほか耐震補強など工事用関連も好調だとしている。

もう一つの柱である化成品事業も好調。「自動車や電子・電機業界 を中心に国内メーカー向け製品が想定を上回った」と村田氏は述べた。

半面、10-12月(第3四半期)以降の経済環境が不透明だとし、 2011年3月通期の業績予想は5月13日公表の期初計画を据え置いた。 連結売上高予想は前期比3%増の971億円、純利益予想は同16%減の 18億3000万円。

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