中国製シームレス鋼管への反ダンピング関税など、米商務省が本決定

米商務省が米鉄鋼メーカーのU Sスチールなどの訴えに沿う形で、中国製シームレス(継ぎ目なし) 鋼管に高率関税を適用する本決定を下した。天津鋼管集団などの中国 鋼管メーカーの製品に適用される可能性がある。

商務省は13日、中国製シームレス鋼管に最大98.74%の反ダン ピング(不当廉売)関税を課すと発表。また、これら鋼管メーカーが 受け取っている補助金の影響をなくすため、最大53.65%の相殺関税 も導入すると説明した。シームレス鋼管は石油や天然ガスなどの輸送 に使われる。

USスチールは中国製鋼管への高率関税適用を求め、その後、世 界2位のシームレス鋼管メーカー、フランスのバローレックの米子会 社と全米鉄鋼労働組合(USW)が加わった。

ワシントンの中国大使館の王寶東報道官は、「世界経済がいまだ 健全でない中、対米輸出における不公正な制限は望ましくない」とし、 「両国は、相互協力関係をより良く拡大する方策を見つけるために共 に取り組むべきだ」と述べた。

同関税は、米国際貿易委員会(ITC)が10月25日に最終認 定すれば適用されることになる。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE