中国遠洋運輸の魏会長:11年は「良い年」と予想-米欧の支出回復で

時価総額でアジア最大の海運会社、 中国遠洋運輸集団(コスコ・ホールディングス)は、景気回復で米欧 の企業や消費者が支出を再開するとみられることから、2011年は 「良好な年」になると予想している。

同社の魏家福会長は13日、天津市でのインタビューで、「これま では資金があっても、それを使うことに人々は消極的だった」と指摘 した上で、「今後は、誰もが投資するのに良い時期と考えるだろう」 と述べた。

さらに、商品運搬コストは11年まで2年連続上昇する可能性が あるものの、信頼感の回復は今年10-12月(第4四半期)が恐らく コンテナ運搬事業のピーク期となることを示唆していると語った。海 運各社は今年に入り、黒字を回復。09年は世界的なリセッション (景気後退)と貿易の落ち込みで同業界は赤字に陥っていた。

世界経済フォーラムに出席中の魏会長は「来年は良い年となるだ ろう」と述べた。

同会長は、商品運搬コストの指標であるバルチック・ドライ指数 が今年は平均3000となり、来年はさらに上昇する公算が大きいと予 想したが、それ以上の詳細な見通しは示さなかった。昨年の平均は 2617だった。

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