ICAP:金利スワップ取引高100億ユーロ超-電子取引開始1週間で

インターバンク・ブローカーで 世界最大手の英ICAPは、新たな電子取引システムを開始してから 最初の1週間で、金利スワップの取引高が100億ユーロ(約1兆 700億円)以上に上ったことを明らかにした。

ICAPの電子取引システム「アイ・スワップ・システム」のプ ロダクト・ディレクター、キーロン・ノーラン氏は13日、ロンドン でインタビューに答え、「この1週間新たな顧客がシステムに参加し てきており、その流れは続くと期待している」と述べた。「市場は数 年前まで電子スワップ取引に対してどっちつかずの態度だったが、状 況は変わってきている。市場の50%はインターバンク取引で、その 分野のビジネスを増やしたい」と述べた。

ICAPの新たな電子取引システムは、期間30年までの金利ス ワップを取り扱い、ベンチマーク商品の数は73。ノーラン氏は、6 日の取引開始時の顧客数は7社で、先週末には13社になったと述べ、 年末までには24社に増加を予想する。ICAPは取引開始初日に 13億ユーロ相当の金利スワップ取引を成立させたとしている。

欧米規制監督当局は、2年前の米リーマン・ブラザーズ・ホール ディングス破たん後の金融市場の混乱を受け、615兆ドル規模の店頭 デリバティブ(金融派生商品)市場の透明性を高めるよう求めており、 ICAPはその流れに沿うことを目指している。米議会は7月、店頭 デリバティブ市場の規制に向けた交渉を終了。欧州連合(EU)は今 月、より多くの店頭デリバティブ取引をクリアリングハウス(決済機 関)経由で行うための措置を提案する予定だ。

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