第一生命:永久劣後ローン3000億円調達へ、規制強化に備え-関係者

第一生命保険は、国内外でのソルベ ンシー(支払能力)規制厳格化に備え、10月にも永久劣後ローン3000 億円を調達する方向で、みずほコーポレート銀行などと調整に入った。 生保の劣後ローン調達額では過去最大規模となる。希薄化を伴わない資 本調達で財務の健全性を高める。関係者が明らかにした。

2012年3月期からの新健全性基準の適用で、第一生命のソルベンシ ー・マージン比率は、現在の資本構成のままだと978%(6月末)から 500%程度半減する見込み。このため期限付き劣後ローン約2800億円を 新規制で資本と認められる永久劣後ローンに借り換える。これにより同 比率は40%ポイント上回り540%前後となる見通しだ。

広報担当の新子真正氏は14日、ブルームバーグ・ニュースに「既 存劣後債務の再構築は検討している」と述べたが、詳細についてはコメ ントを控えた。同社の渡邉光一郎社長は10日、都内で開かれた投資家 向け戦略説明会で、普通株式より資本コストの低いハイブリッド資本の 調達に向け「具体的な検討段階に入っている」と述べていた。

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