NY綿花先物相場:15年ぶり高値-低温と降雨で中国産の生育に被害

ニューヨークの綿花相場は1995 年以来の高値に達した。世界最大の生産国である中国の産地が例年に ない低温と降雨に見舞われ綿花の生育に被害が出たほか、繊維メーカ ーが購入を増やしたことが背景にある。

中国国営の新華社通信は、同国の綿花の作況が前年同期と比較し て悪化していると、同国農業省の作付け担当幹部の話を基に報じた。 ニューヨークの綿花相場は前年同期比で51%高い水準にあり、中国と 米国での生育に関する懸念などから先週には終値ベースで1995年以 来の高値に達した。

FCストーン・ファイバーズ・アンド・テキスタイルズ(テネシ ー州)のリスク管理担当シニアコンサルタント、アンディー・ライア ン氏は「相場は中国の現状に対して非常に敏感になっている」と指摘 した。

ICEフューチャーズUSの綿花先物12月限は、前週末比1.42 セント(1.6%)高の1ポンド当たり92.71セント。一時は93.17セン トと、中心限月としては1995年9月以来の高値を付けた。