10代の若者と高齢者、米失業率の軌道を左右へ-SF連銀リポート

米国の労働市場では、一度職を 離れた10代の若者と労働年齢に達している男性のうちどれくらいの 人数が求職活動を再開するか、あるいは高齢者の動向など様々な要因 に2012年までの失業率が左右される。サンフランシスコ連銀の研究 者チームが分析した。

同連銀のジョイス・ウォック氏とメアリー・デーリー氏、バー ト・ホービジン氏はリポートで、「どの人口層が活発に求職するのか 不透明で見えにくいことは、今後の失業率の軌道に重要な影響を与え る」と指摘した。リポートは13日、同連銀が発表した。同氏らは、 労働参加率が高くなれば、その分失業率を抑えるためにより多くの雇 用が必要になると説明した。

米国は2007年12月にリセッション(景気後退)に突入、以来 840万人が雇用を失った。第2次大戦後でこれほど多くの雇用が失わ れたことはなかった。失業率は1年以上にわたって9%を上回る高水 準が続いている。リポートによると、失業率を8%に引き下げるため には、月間で推定20万8000人から29万4000人の雇用増が必要で あり、その数は労働参加率によって異なる。

リポートは「労働市場はゆっくりと回復し始めているとはいえ、 失業率はなお高く、なかなか低下してこない」と記述した。

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