OECD:加盟国成長は7月がピークだった公算-景気先行指数が示唆

経済協力開発機構(OECD) は、加盟国33カ国の経済成長が7月にピークに達した可能性があ るとの見解を示した。中国や英国の生産活動に減速の兆候が見られ たと指摘した。

OECDが13日発表した景気先行指数は7月に前月比0.1ポ イント低下した。6月の0.1ポイントに続き2カ月連続の低下とな った。

欧州の各国政府が財政赤字削減に取り組み、米国では失業増加 で個人消費が抑制される中、世界景気の減速傾向があらためて示さ れた。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト59人の 調査の中央値では、2011年の米経済成長率は2.5%と、10年に予 測される2.7%から鈍化が見込まれている。

OECDは「カナダとフランス、イタリア、英国、中国、イン ドで向こう数カ月に経済成長のペースが鈍化することを示す兆候が 強まっている」と説明し、「日本と米国、ブラジルでは成長が失速す る可能性を示すより強い兆候が表れた。ドイツとロシアでも不確か ながら、拡大がまもなくピークに達することを示唆する兆候が見ら れる」と続けた。