香港株(終了):上昇、ハンセン指数が12週ぶり大幅高-米中統計好感

香港株式相場は上昇。ハンセン指 数が12週間ぶりの大幅高となった。7月の米卸売在庫や中国の8月の 工業生産が予想を上回る伸びとなり、世界的な景気回復をめぐる信頼 感が高まった。

衣料小売りのエスプリ・ホールディングス(330 HK)は4%高。中 国最大のセメントメーカー、安徽海螺水泥(914 HK)は4.3%値上が りした。

中国海洋石油(CNOOC、883 HK)は4%上昇、中国石油化工 (SINOPEC、386 HK)は1.9%上げた。両社がブラジルの石油 会社OGXペトロリオ・ガス・パルチシパソンエスの資産、少なくと も70億ドル(約5900億円)相当の取得を提案する可能性があると事 情に詳しい複数の関係者が明らかにしたことや、原油高がプラス材料 となった。英銀HSBCホールディングス(5 HK)は1.8%高。

ハンセン指数は前週末比400.96ポイント(1.9%)高の21658.35 で終了。6月21日以来の大幅な上昇率となった。同指数を構成する 45銘柄のうち下落は1銘柄のみだった。ハンセン中国企業株(H株) 指数は前週末比2.1%高の12088.51。

UOBケイ・ヒアンの法人セールスディレクター、スティーブン・ レオン氏は「米経済指標を受け、投資家の間に海外市場は予想ほど悪 くないとの安心感が広がった」と指摘。「中国の工業生産統計はソフト ランディング(軟着陸)シナリオに向かっていることを示している。 われわれは短期的には非常に強気だ」と語った。