バーゼル委ウェリンク氏:新規制で銀行は巨額の資本必要に

国際決済銀行(BIS)バー ゼル銀行監督委員会の委員長を務めるウェリンク・オランダ中央銀 行総裁は、世界各国の銀行は新たな自己資本規制を満たすために巨 額の資本を必要とするとの見解を示した。一方、新規制によって経 済が打撃を受けるとはみていないとも述べた。

ウェリンク総裁は13日、オランダの公共ラジオ局「ラジオ1」 で、銀行に必要となる資本は「巨額だ」と語った。バーゼル委は 12日、リスクに応じて重み付けした資産額に対する普通株比率の 最低基準を7%と、現行の2%から引き上げる新規制案を明らかに した。新規制の完全適用までに最大8年の猶予期間を設けている。

同総裁は、新規制は「移行期間が長いことや細かく調整されて いること、段階的なプロセスを踏むことなどから、経済に打撃を与 えることはないとの認識」に基づいて合意されたと説明。「当初の 経済情勢の弱さを明確に織り込んだ」と付け加えた。

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