【テクニカル分析】小麦相場が反発か-再び2年ぶりの高値試す展開に

小麦相場が17%上昇し、8月に 付けた2年ぶりの高値である1ブッシェル当たり8.68ドルに達すると の見通しを、ドイツのコメルツ銀行のテクニカルアナリストが示した。

コメルツ銀はリポートで、小麦相場は最初に7.73ドル、次に

7.95ドル、続いて8.27ドルの上値抵抗線に直面すると予想され、「実 際のところ8.68ドルの高値を再び試す展開になるのではないかと思 う」としている。

過去50年で最も深刻な干ばつに見舞われ穀物に被害が出たロシア は、穀物輸出を禁止する方針を発表した。これを受け、小麦相場は先 月、2008年8月以来の高値に達した。カナダで過剰な降雨により生産が 減少し、ウクライナと欧州の他の地域でも空気が乾燥して穀物に被害が 及んだことも相場上昇につながった。ブルームバーグが集計したデータ によると、小麦相場は過去1年間、商品市場で最も高い上昇率を示して いる。

コメルツ銀のカレン・ジョーンズ氏(ロンドン在勤)は8日付リポ ートで、小麦相場は6.77-6.71ドルの支持線を既に探っており、「再 び上昇する態勢に十分入っている」と指摘した。

シカゴ商品取引所(CBOT)の小麦先物相場12月限(中心限月) は13日、前週末比一時0.6%高の7.41ドルを付けた。シンガポール 時間午後1時31分(日本時間同2時31分)現在、7.3950ドルで推 移している。