英FTSE350種構成企業の過半数、今年の幹部昇給を凍結-デロイト

英国株の指標、FTSE350種指 数を構成する英企業の過半数が経営幹部の昇給を今年実施しないこと が、英コンサルティング会社デロイトのまとめた報酬に関する年次リ ポートで明らかになった。

デロイトが電子メールで配布した発表資料によると、多くの経営 幹部にとってこれは2年連続の給与凍結を意味する。昨年は3分の2 余りの経営幹部が引き上げ見送りとなっていた。2010年に昇給とな る幹部でも、その率は近年の水準を下回る3%にとどまるという。

デロイト報酬チームのパートナー、スティーブン・カヒル氏は資 料で、「昨年は非常に多くの企業が幹部給与を凍結したが、その時点で は一年限りの措置かを予想することは難しかった」と説明。その上で、 「少なくとも今のところ、幹部給与がインフレ率の伸びなどを大幅に 上回るペースで引き上げられる時代は完全に終わったようだ」と指摘 した。

昇給が限られる一方で、規模が比較的大きい企業の幹部はボーナ ス増額の恩恵を受けた。幹部ボーナスはFTSE100種指数構成企業 では昨年を上回り、FTSE250種指数構成企業では昨年を下回った。

2008-09年にFTSE250種企業のボーナスは給与の60%相当 (中間値)と、前年を約10%下回った。一方、上位30社ではボーナ ス中間値は給与の140%相当だった。

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