BPを環境監視団体が提訴-メキシコ湾の石油生産施設の操業停止求め

英BPは、メキシコ湾で運営して いるアトランティス石油・ガスプラットフォーム(生産施設)の操業を 同社が米国の安全やエンジニアリング関連の基準を満たしていることを 証明できるまで停止するべきであるとして、環境監視団体フード・アン ド・ウォーター・ウォッチが10日、BPをヒューストンの連邦地裁に 提訴した。

フード・アンド・ウォーター・ウォッチは、BPの元請負業者がア トランティスについて、安全に関する重要な文書を作成していなかった と指摘したことを受け、米規制当局を相手取り調査の不手際を訴えて5 月に提訴しており、この時の提訴内容を修正した。

フード・アンド・ウォーター・ウォッチは、BPが裁判所から訴訟 に参加する許可を得たことから最初の提訴を6月にいったん取り下げて いた。

フード・アンド・ウォーター・ウォッチのエグゼクティブディレク ター、ウェノーナ・ホーター氏(ワシントン在勤)は10日の文書で 「アトランティスは安全ではなく、リグ(石油掘削装置)『ディープウ ォーター・ホライズン』の爆発事故によって発生した流出事故を上回る 規模の事態につながる危険性がある」としている。

BPは、同社がメキシコ湾で運営する生産施設としては2番目の規 模のアトランティスについて、安全で米政府の規制に適合していると主 張している。アトランティスは深さ4400フィート(約1340メートル) から7200フィートの深海域で操業し、生産能力は原油日量20万バレル、 ガス同1億8000万立方フィート。

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