NY原油(10日):6週間ぶり大幅高、中西部パイプライン稼働停止で

ニューヨークの原油先物相場は 6週間ぶりの大幅高。カナダ産原油を米中西部の製油所に輸送するパ イプラインが原油流出のために稼働を停止したことを手掛かりに、買 いが集まった。

原油は一時3.2%高。エンブリッジ・エナジー・パートナーズ は輸送能力日量67万バレルのパイプラインの稼働を停止した。カナ ダは世界最大の対米原油輸出国。米エネルギー省によると、6月には 日量220万バレルの原油を米国に輸出した。

BNPパリバ・コモディティ・フューチャーズのブローカー、ト ム・ベンツ氏は、「この日の動きはすべてエンブリッジのニュースに よるものだ」と指摘。「停止されたのは中西部の多くの製油所に輸送 する巨大なパイプラインだ。停止がどれだけの期間にわたるかによっ ては、中西部の供給に大きな影響を与えかねない」と続けた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物10月限は前 日比2.20ドル(2.96%)高の1バレル=76.45ドルで取引を終了。 一時は76.59ドルと、日中取引では8月17日以来の高値を付けた。 週間ベースでの上昇率は2.5%。

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