英国債(10日):10年債、週間で4月以降最大の下げ-景気回復で

英国債市場では10年債相場が 下落。週間ベースでは4月9日以降で最大の下げとなった。世界的な 景気回復の改善兆候が強まる中、安全とされる国債の需要が後退した。

10年債利回りはこの日、約3週間ぶり高水準を付けた。調査会 社アカデアメトリクスの10日発表で8月の英住宅価格が6カ月ぶり 高水準となったほか、日本の4-6月(第2四半期)国内総生産(G DP)の成長率が上方修正されたことが背景にある。9日発表された 米新規失業保険申請件数は市場予想を上回る減少だった。

RIAキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、ニック・ スタメンコビッチ氏(エディンバラ在勤)は、「英国債は全般的な国 債相場につれ安となっている」と述べ、「今週の経済データは前向き だったことから、国債相場の魅力が弱まった」と語った。

ロンドン時間午後4時43分現在、10年債利回りは前日比7ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し3.12%。一時は

3.13%まで上げ、先月16日以来の高水準を付けた。前週末比では 11bp上げ、3月以来で初めて2週連続で上昇した。同国債(表面 利率4.75%、2020年3月償還)価格は前日比0.6ポイント下げ

113.29。