JPモルガン、iPhoneを社用スマートフォンに採用検討-関係者

米銀JPモルガン・チェースの 社員は近く、米アップルのスマートフォン(多機能携帯端末)「iP hone(アイフォーン)」で社内メールを利用できるようになる可 能性がある。同行はこれまで、カナダのリサーチ・イン・モーション (RIM)の「ブラックベリー」を社用機としていたが、初めて別の 選択肢が生まれることになりそうだ。事情に詳しい関係者2人が明ら かにした。

計画がまだ公になっていないことを理由に同関係者らが匿名を条 件に語ったところでは、JPモルガンはアイフォーンのほか、米グー グルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した複数のスマー トフォンで試験を実施している。資産規模で米2位の同行は、世界全 体で約22万人の従業員を抱える。

スイスの銀行最大手、UBSもアイフォーンの社用使用の容認を 検討していることを明らかにした。アイフォーンを選ぶ社員が増えて いるためとしている。UBSの従業員数は6万3000人余り。

英スタンダードチャータード銀行は5月に、社用携帯端末をブラ ックベリーからアイフォーンに変更すると明らかにした。年末までに 1万5000台の支給を見込んでいる。

サンフォード・C・バーンスティーンのアナリスト、ピエール・ フェラギュ氏は「この現象は非常に新しく、RIMの業績への圧力が 強まると見込まれる」と指摘。「社用の携帯端末で電子メールを使用 する場合、ブラックベリーが唯一の選択肢というわけではなくなった」 と説明した。