欧州の銀行:大半は資本余剰、自己資本比率の新基準達成は容易-野村

欧州連合(EU)内の銀行の 大半は資本が余剰にあり、バーゼル銀行監督委員会が策定する自 己資本比率の最低基準を容易に満たす見込みだ。野村ホールディ ングスのアナリストらが指摘した。

バーゼル委は週末に会合し、より厳格な自己資本規制につい て合意する見通し。新たな最低基準は中核的自己資本(Tier 1)比率4-6%を求めると同時に状況悪化時に備えた3%の上 積みを求めるとみられると、ジョン・ピース氏ら野村のアナリス トが10日のリポートで予測した。アナリストらは銀行業界につい て強気の見方をあらためて示した。

リポートは「欧州の上場銀行の大多数は既に、これらの案が 求める水準を上回る資本を有している」と指摘した。「純資産の 伸びが大きく狭義の中核的自己資本(コアTier1)比率の高 い銀行は2011年の高配当が可能だ」とし、「または戦略的な合 併・買収(M&A)の可能性もあるだろう」としている。

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