米EPA:シェールガス掘削で利用の化学物質、各社に公表を要請

米政府当局は、米ハリバートンな どの油ガス田サービス会社に対し、地下から天然ガスを抽出する際に利 用している化学物質を公表するよう要請した。シェールガスの掘削が広 く実施されている2州の住民らに対し、井戸水を飲まないよう警告が発 せられたことを受けての措置。

米環境保護局(EPA)が9日発表した声明によると、同局は油ガ ス田サービス会社9社に対し、岩盤を水圧破砕する際に利用する化学物 質を特定するよう求めた。岩盤を破砕しガスを噴出させる作業の際には 数百万ガロンの化学処理された水が地下水に流入する。

このEPAの動きにより、頁岩層(シェール)のガス掘削をめぐる 議論が高まりそうだ。健康や環境面のリスクについても懸念が強まって いる。IHSケンブリッジ・エネルギー研究所(CERA)によると、 米国のガス供給のうちシェールガスが占める割合は、現在の20%から 2035年までに50%に拡大する可能性がある。