中国株(午前):3日続落、不動産株が安い-規制強化や利上げを懸念

10日午前の中国株式相場は3日 続落。不動産や原材料関連を中心に値下がりした。政策金利の引き上 げを含めて、中国当局が不動産の価格抑制策を強化するとの観測が高 まった。

不動産開発の万科企業(000002 CH)と、保利房地産集団 (600048 CH)はいずれも2%を超す値下がり。中国の8月の不動産価 格が前年同月比9.3%上昇にとどまったことが売り材料。国内最大の セメントメーカー、安徽海螺水泥(600585 CH)はこの2カ月余りで最 大の下げとなった。

一方、薬品株は3日続伸。インフレや不動産市場をめぐる懸念が 広がる中、ディフェンシブ銘柄に資金が向かった。

精熙投資管理の最高投資責任者(CIO)、王征氏(上海在勤)は 「中国政府が今後、不動産市場に対して一段と大掛かりな措置を講じ る可能性が懸念されている」と指摘。「価格上昇の鈍化だけでは不十分 で、当局が確認したいのは価格の下落だ」と付け加えた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動す る上海総合指数は、現地時間午前11時半(日本時間午後零時半)現在、 前日比16.82ポイント(0.6%)安の2639.53。今週は0.6%値下がり している。上海、深セン両証取のA株に連動するCSI300指数は前 日比0.8%安の2903.09。

--Zhang Shidong. Editors: Allen Wan, Richard Frost

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 関根裕之 Hiroyuki Sekine +81-3-3201-7850 hsekine@bloomberg.net Editor: Ryoji Uchida 記事に関する記者への問い合わせ先: Zhang Shidong in Shanghai at +86-21-6104-7014 or szhang5@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Reinie Booysen at +65-6212-1154 or rbooysen@bloomberg.net

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