不動産王トランプ氏の買収案拒否-NYイスラムセンター予定地所有者

不動産王のドナルド・トランプ氏 は、米同時多発テロで崩壊したニューヨークの世界貿易センター(W TC)跡地近くのイスラムセンター建設予定地に対して25%高い価格 での買収を提案したが、拒否された。

2009年7月に同不動産購入契約書に署名したソーホー・プロパテ ィーズのシャリフ・エルガマル最高経営責任者(CEO)は電子メー ルでコメントを発表、トランプ氏の提案は「話題を集めてスポットラ イトを浴びようとする安っぽい企てだ」と語った。

トランプ氏は9日付書簡で買収を提案したことを明らかにした。 コミュニティー・センターの建設をWTC跡地から5ブロック以上離 れた場所にすることを条件としている。

イスラムセンターが建設される2つのビルに出資していると自ら 語っているヒシャム・エルザナティ氏にあてた書簡でトランプ氏は、 「ニューヨーク住民であり、米国民として買収を提案した。この場所 が素晴らしいものだと考えているためではない(実際にそうではな い)。非常に深刻で扇動的かつ極めて対立的な状況に終止符を打つため だ」と説明した。

トランプ氏に電話や電子メールでコメントを求めているが、現時 点では返答はない。

エルガマルCEOは電子メールで、「イスラムセンター建設地を 移転するとの話は真実ではない。予定通り建設プロジェクトを進める」 と述べた。

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