独連銀ザラツィン理事、9月末の辞任に同意-ユダヤ人発言

ドイツ連邦銀行(中央銀行)のザ ラツィン理事が辞任に同意した。ユダヤ人とイスラム系移民に対す る同理事の発言は激しい反発を呼び、メルケル首相からも非難され ていた。

独連銀は9日、電子メールを通じて「理事会とザラツィン理事 は、独連銀に関する責任を認識している」との声明を発表。双方の 合意により、「当事者が今月末に業務上の関係を終わらせる」ことを 明らかにした。

同理事の発言は、独立性を有する独連銀を政治の場に巻き込む 論争を引き起こし、同理事会メンバーの解任を初めて大統領に要請 する事態を招いた。

ザラツィン理事(65)は、8月29日付の独紙ウェルト日曜版に 掲載されたインタビューで、「ユダヤ人には特定の遺伝子があり」、 イスラム教徒は他の移民に比べて社会への同化が困難だと発言した。

ウルフ大統領の報道官によると、大統領は同理事の辞任を受け 入れ、その決定を「歓迎」した。政府報道官はコメントを控えてい る。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE