米トウモロコシ先物:1年11カ月ぶり高値-高温で生産減との観測

シカゴのトウモロコシ相場は2008 年10月以来の高値に達した。米中西部での最近の高温により、米国の トウモロコシ生産は米政府が10日発表する見通しを下回るとの観測 が高まった。

ブルームバーグ・ニュースがアナリストを対象に実施した調査の 平均値では、米国のトウモロコシ生産は131億8900万ブッシェルと、 政府の8月時点の見通しである133億6500万ブッシェルを下回ると予 想されている。オンラインで気象情報を提供するマーテルクロッププ ロジェクションズ・ドット・コム(ウィスコンシン州)によると、中 西部の先月の平均気温はカ氏75.2度(セ氏24度)と、過去60年間の 平均を3度上回った。

ハートランド・コーペラティブ(アイオワ州)の販売担当ディレ クター、ケント・ジェッセン氏は「アイオワ州中部のこれまでのトウ モロコシのイールド(単収)予想は期待外れだ」と指摘。同社が担当 する地域のイールドは「昨年を少なくとも10%下回りそうだ」との見 方を示した。同州は米国最大のトウモロコシ産地。

シカゴ商品取引所(CBOT)のトウモロコシ先物12月限は、前 日比8.25セント(1.8%)高の1ブッシェル当たり4.7075ドル。一時 は4.72ドルと、中心限月としては08年10月以来の高値を付けた。