カナダ・ドル:上昇、3週間ぶり高値-カナダ雇用統計の発表控え

9日の外国為替市場でカナダ・ドル は上昇。対米ドルで一時、3週間ぶりの高値を付けた。10日発表の8 月のカナダ雇用統計で雇用者数の増加が予想されていることが材料と なった。7月には減少していた。

オンライン為替取引オアンダのアナリスト、ディーン・ポップル ウェル氏(トロント在勤)は電子メールで、「市場は明日発表のカナダ の雇用統計で一段と強い数字が出ると見越しているようだ」と指摘。 また、カナダ銀行(中央銀行)が「以前ほどハト派的ではない」こと やトレーダーが「より安全な投資先」を探していることなども、カナ ダ・ドルの上昇につながったと説明した。

カナダ・ドルはトロント時間午後4時33分(日本時間10日午前 5時33分)現在、前日比0.3%高の1米ドル=1.0348カナダ・ドル(1 カナダ・ドル=0.9664米ドル)。一時、同0.7%高の1.0302カナダ・ド ルと、8月19日以来の高値を付けた。前日は1.0375カナダ・ドル。

カナダ中銀が8日に政策金利引き上げを発表したのを受け、9日 のカナダ国債相場は続落。10年物国債(表面利率3.5%、2020年6月 償還)利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し て2.98%。ここ2日間で利回りは16bp上昇と、終値ベースで昨年 12月22日までの2日間以来の大きさの上げ幅となった。9日の価格 は44セント安の104.45カナダ・ドル。

2年物国債利回りは5bp上昇して1.47%。2日間の上昇幅は20 bpと、2カ月ぶりの大きさとなった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE