ブラジル株:ボベスパ指数が1週間ぶり大幅高、金利見通しで

9日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数がここ1週間で最大の上昇となった。同国中銀が年内 の利上げ打ち止めを示唆したことが好感され、ブラジル石油公社(ペ トロブラス)の下落の影響を打ち消した。

与信拡大期待でシレラ・ブラジル・レアルティは4.1%高となり、 住宅建設株の上げを主導した。国内小売り最大手のブラジレイラ・ ジ・ディストリブイサン・グルーポ・パン・ジ・アスーカルは1.3% 高。傘下のグローベックス・ウチリダデスの2011年の売上高 が少なくとも200億レアルに上るとの見通しを示したことが好感され た。ペトロブラスは0.8%安と2日続落。同社が計画している780億 ドル相当の株式発行が利益の希薄化を招くとの懸念が売り材料となっ た。

マクシマ・アセット・マネジメント(リオデジャネイロ)の運用 担当者、フェリピ・カソチ氏は「極めて大きなイベントを控えて、ペ トロブラスの株価の方向性を見極めるのは困難だ」と指摘。「一方、年 内に利上げがないことが織り込まれている」と述べた。

ボベスパ指数は前日比0.3%高の66624.10と、今月1日以後で最 大の上昇となった。同指数構成銘柄の値上がりと値下がりの比率は2 対1。BM&Fボベスパ小型株指数は同1.3%高の1302.60。通貨レア ルは0.3%高の1ドル=1.7210レアル。

ブラジル中央銀行は1日の金融政策委員会の会合で、政策金利を

10.75%に据え置くことを決めた。前回の会合まで3回連続で政策金利 を引き上げていた。

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