NY金:3週間ぶり大幅安、米株上昇で代替需要減-1250.90ドル

ニューヨーク金先物相場は3週間 ぶりの大幅安。米国株が上昇したことで代替投資先としての金の魅力 が薄れた。

S&P500種指数は4週間ぶりの高値に上昇。米新規失業保険申 請件数が予想以上に減少したことが好感された。8日に金はオンス当 たり1264.70ドルと、6月21日に付けた過去最高値1266.50ド ルに迫った。年初から前日まででは、金は15%上昇した一方、S&P 500種指数は1.5%下げている。

ラサール・フューチャーズ・グループのトレーダー、マシュー・ ジーマン氏(シカゴ在勤)は「リスク志向の取引が戻りつつあるため、 株が上昇し、金が下落している」と指摘。「投資家は再び金を買う前 に、値下がりするかどうか様子を見ている状況だ」と続けた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物 相場12月限は前日比6.60ドル(0.5%)安の1オンス=1250.90 ドルで取引を終了。中心限月としては8月20日以降で最大の下げと なった。終値ベースでの過去最高値は9月7日の1259.30ドル。