ゴールドマン・サックスに罰金1750万ポンド-英FSA

英金融サービス機構(FSA) は、米ゴールドマン・サックス・グループのロンドン部門に罰金 1750万ポンド(約22億5000万円)を科した。債務担保証券(C DO)販売に関する米証券取引委員会(SEC)による調査につい て英当局に報告しなかったことが理由。

ゴールドマンはSECとは7月に、5億5000万ドル(約460 億円)を支払うことで和解した。FSAは報告義務の不履行につな がった管理体制の不備が罰金の理由と説明した。当局に協力したこ とで罰金は30%減額されたという。

FSAの法令順守ディレクター、マーガレット・コール氏は声 明で、ゴールドマンのロンドン部門、ゴールドマン・サックス・イ ンターナショナルについて、「隠ぺいの意図があったわけではない が、組織と管理の不備が原因で、FSAへの報告の水準も質も当局 の求めるものを大きく下回った」と説明した。

SECはCDO問題で4月にゴールドマンを提訴。FSAはこ れを受けて同月、ゴールドマンのロンドン事務所を調査すると表明 していた。

ゴールドマン広報担当のフィオナ・ラファン氏はFSAの発表 後に、「問題が終結したのを喜ばしく思う」とした上で、問題のC DO販売にかかわりゴールドマンとともに提訴されたファブリス・ トゥール氏について、「今も当社社員で有給休暇扱いとなっている」 と説明した。