【テクニカル分析】ユーロは9年ぶり100円割れも-中長期下落トレンド

上田ハーローのシニアアナリスト 山内俊哉氏は、ユーロ・円相場について、テクニカル分析の観点から中 長期的な下落トレンドにあり、先月につけた9年ぶりの安値を突破し、 1ユーロ=100円を割り込む可能性もあると指摘している。

一目均衡表(週足)では、ユーロ・円相場は転換線と基準線を下 回って推移している。山内氏は、短期的なユーロの戻しは抑えられる可 能性が高いと指摘。昨年の最安値である1ユーロ=112円12銭(1月 21日)を今年になって割り込んで、安値を更新し続けていることから も「長期的に見れば下落トレンドは変わってない」と語った。

山内氏によると、ユーロは8月24日につけた2001年7月以来 の安値105円44銭をまずは試す展開になり、そこを抜ければ01年6 月以来となる100円割れの可能性があると指摘。次の節目について、 「心理的にもそこしかないのではないか」と語った。10日の東京外国 為替市場ではユーロは106円50銭付近で推移している。

一目均衡表の「基準線」は過去26週間の高値と安値の平均値を結 んだ線で、足元では116円68銭に位置。過去9週間の高安値の平均値 を結んだ「転換線」は110円9銭となっている。