ACCES株が急落、事業戦略転換を懸念-プラットフォーム縮小へ

携帯電話向けソフト開発のACCE SSの株価が急落。同社が強みを発揮してきたLinux版プラットフォー ム事業を順次縮小し、アプリケーション事業やメディア事業に注力する 方針が示されたため、プラットフォーム事業の将来性に期待していた向 きから売りが出ているようだ。

この日は8日公表の良好な2-7月(上半期)決算を受け、朝方は 前日比3.3%高の13万400円まで上昇した。しかし買いが一巡すると マイナスに転換。その後は売りがかさみ、9.0%安の11万5000円と、 5月25日(9.2%安)以来の日中下落率を記録した。

ACCES社長室によると、同社の鎌田富久社長は8日の決算説明 会で、米グーグルの無償プラットフォーム(基幹ソフト)「アンドロイ ド」などの攻勢を受けて、ACCESが有償でNTTドコモなどに提供 しているプラットフォーム「ALP」の先行きが厳しいと説明。今後は アプリケーション事業などに経営資源をシフトしていくと述べた。

説明会に出席したいちよし経済研究所の藤田要アナリストは「プラ ットフォーム事業の国内大手への水平展開や海外での飛躍を期待してい ただけにネガティブ」との印象を持ったという。

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