NY原油先物時間外:続伸、75ドル台-API在庫減やドル安を好感

ニューヨーク原油先物相場は9日の 時間外取引で続伸。先週の米原油在庫が減少したことやドルが対ユーロ で下落したことを好感した。

ポルトガルやポーランドの国債への需要が改善したことで、欧州の ソブリン債危機が世界の景気回復を妨げるとの懸念が薄れた。米石油協 会(API)が発表した先週の原油在庫は731万バレル減少した。米エ ネルギー省が9日発表する先週の原油在庫統計では増加が予想されてい る。

CMCマーケッツのアナリスト、デービッド・テイラー氏(シドニ ー在勤)は電子メールで、「経済が再びリセッション(景気後退)に陥 ることはなさそうだと安心させる材料が続いている」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物10月限は一時、 60セント(0.8%)高の1バレル=75.27ドルを付けた。シドニー時 間午前11時12分(日本時間同10時12分)現在、75.17ドルで推移 している。前日の通常取引は58セント高の74.67ドルで引けた。年初 来では5.2%の下落。