アジア株:反発-豪州の雇用者数増加と欧州への懸念後退で

9日のアジア株式相場は上昇。M SCIアジア太平洋指数は3営業日ぶりに反発している。オースト ラリアの8月の雇用者数が予想を上回る増加となったほか、欧州国 債への需要が持ち直したことで、同地域の財政危機への懸念が後退 した。

豪ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)は3.5%高。 買 収のため資金調達の必要があるとの懸念が和らいだ。原油・金属価 格の値上がりを手掛かりに、世界最大の鉱山会社、英・豪系のBH Pビリトンは1%高。欧州での売上高が全体の32%を占めるキヤノ ンや世界最大の自動車メーカー、トヨタ自動車がそれぞれ買われて いる。

コロニアル・ファースト・ステート・グローバル・アセット・ マ ネジメントの投資市場調査責任者、スティーブン・ハルマリック 氏(シドニー在勤)は、「一部で過去数週間に広がっていた極めて弱 気な見方が解消されつつある」と指摘。「豪雇用者数は他の大部分の 国々と比べ、豪景気が引き続き非常に好調であるとのメッセージを 強めた」と話した。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午前11時32分現在、前 日比0.7%高の121.29。日経平均株価の午前終値は前日比70円92 銭(0.8%)高の9095円52銭。

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