都心オフィス空室率が9.17%と最悪を更新-不動産株は下落

オフィス賃貸仲介業の三鬼商事が9 日発表した2010年8月末のオフィス空室状況によると、東京・千代田 区など都心5区の平均空室率は9.17%に上昇し、過去最高を更新した。 2年半ぶりに低下していた7月末(9.1%)から再び悪化した。

東京都心5区では平均賃料も値下がりが続き、3.3平方メートル当 たり1万7832円と前年同月比10.24%、前月比で0.27%それぞれ下落 した。三鬼商事は発表資料の中で、テナント誘致競争は厳しさを増して おり、オフィス市況の先行き不透明感は強いと指摘した。

空室率の発表を受け、三菱地所、三井不動産など不動産株が午後に 入り下落に転じ、一時は前日比で5-6%値下がりした。午後2時現 在、三菱地所株は同31円(2.4%)安の1289円、三井不動産株は48円 (3.4%)安の1355円。