ユンケル議長:財政協定違反国への自動的な制裁発動を呼び掛け

ユーロ圏財務相会合(ユーログルー プ)のユンケル議長(ルクセンブルク首相兼国庫相)は、欧州連合(E U)の財政規律のルールを尊重しないユーロ導入国に自動的に発動さ れる制裁措置の採用を圏内各国に呼び掛けた。

ユンケル議長はルクセンブルクでの会議で、「財政安定成長協定の 要求を尊重することが自明の理となるべきだ」と指摘。制裁の発動前 に政治的討論があってはならず、「自動的なものとなる必要がある」と 述べた。同議長は「ユーロ導入国は一定の権利を移譲している。規則 に基づいたシステムの中で、適用すべき規則を受け入れないことは許 されない」とした。

同議長は、ユーロの信認がかかっているため、EUは規則の施行 に消極的であるべきではないと主張。財政安定成長協定を順守しない 国から投票権のはく奪が可能になるよう条約の変更を検討することを 提言した。