台湾証取の薛会長:年内50社余りの新規上場見込む-中台関係改善で

台湾証券取引所は今年、50社余り の新規上場を見込んでいる。台湾が中国との関係改善を生かして投資 を呼び込んでいる事情がある。

同証取の薛琦会長は、海外から最大7社と台湾の25-26社が新 規株式公開(IPO)を予定しているほか、海外の20社が台湾預託 証券(TDR)の上場を計画していることを明らかにした。今年これ までに上場を果たした15銘柄には和碩聯合科技(ペガトロン、台北) や、米カリフォルニア州に本拠を置くインテグレーテッド・メモリー・ ロジックなどが含まれる。

中国企業として初めて台湾に8日上場した造船会社の揚子江船業 のTDRは同日、値幅制限いっぱいまで上昇。同社の上場は、他の中 国企業の台湾証取上場に道を開き、台湾にとって最大の貿易相手国か つ投資先である中国との関係改善に向けた台湾の馬英九総統による2 年来の取り組み強化につながるものだ。

薛会長は8日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで「こ れは中国企業による台湾上場のほんの始まりにすぎない」と語り、「年 内にレッドチップ企業の台湾証取上場を歓迎する可能性がある」とも 述べた。レッドチップは香港に上場し、登記は中国本土以外の中国企 業。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE