米政府:原油相場予想、77.37ドルに下方修正-成長見通し引き下げで

米エネルギー省(DOE)は今年 の原油相場の見通しを引き下げた。米経済成長見通しが下方修正された ことが背景にある。

DOEは8日発表した月間リポート「短期エネルギー見通し」で、 米国の指標となるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエー ト)原油の今年の相場平均予想を1バレル当たり77.37ドルと、先月時 点の79.13ドルから引き下げた。これは昨年の平均である61.66ドルを 25%上回る水準。

リポートによると、原油相場は2011年に6%上昇し年間平均は 82ドルとなる見込み。先月時点の予想83.50ドルから1.8%下方修正 された。

同リポートを監修した政府エコノミスト、タンクレッド・リッダー デール氏は「原油相場見通しを下方修正した主な理由は、米国内総生産 (GDP)見通しが引き下げられているからだ」としている。

リポートによると、GDPの伸びは今年が2.8%、11年が2.3% と予想されており、今年3.1%、来年2.7%とされていた先月時点の見 通しから引き下げられた。