ポルトガルやスペインのユーロ圏救済資金活用は恐らくない-独議員

ポルトガルやスペイン、アイルラ ンドは恐らくユーロ圏救済基金による支援を必要としないだろうと、 ドイツのメルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)のレオ・ ダウツェンベルク議員が指摘した。3カ国とも今週は自国の国債の 独国債に対する利回り上乗せ幅が上昇している。

ギリシャの債務危機が他のユーロ圏諸国に波及する恐れが出る 中で、4400億ユーロ(約47兆円)規模の欧州金融安定ファシリテ ィー(EFSF)が今年5月に設立された。

ダウツェンベルク議員は8日、インタビューで、「EFSFが活 用されることは恐らくないだろう」と述べた。

アイルランドとポルトガルの国債相場は7日、下落。10年債の 独国債に対する利回り上乗せ幅は過去最高となった。メルケル首相 は同日、リガでの講演で、ドイツはEFSFが恒久的な支援機関と なることに合意しないとして、重債務国は財政赤字削減プログラム を継続する必要があると語っていた。