NYコーヒー先物:13年ぶり高値-コロンビア産など供給懸念高まる

ニューヨークのコーヒー相場は続伸 し、13年ぶりの高値に達した。供給が需要に追い付かないとの観測が 高まったことが要因。

在庫の減少や過剰な降雨の影響で南米産の生育に被害が出るとの 見方が広がるなか、コーヒー相場は過去1年間で54%高騰している。 コロンビアの主要産地アンティオキアの農家は先週、降雨の影響で生 育に被害を及ぼす真菌への感染が25年ぶりに大量発生したため同国 の2011年の収穫高は落ち込む可能性があるとの見方を示した。

ドイツの銀行大手コメルツ銀行のアナリスト、カルシュテン・フ リッチ氏(フランクフルト在勤)は「供給不足への懸念から投機家の 買いが拡大しており、コロンビアや中米が次の収穫期を迎える前に相 場が上昇している」と指摘した。

ICEフューチャーズUSのアラビカ種コーヒー先物12月限は、 前日比2.25セント(1.2%)高の1ポンド当たり1.9455ドル。一時は

1.9865ドルと、中心限月としては1997年8月以来の高値を付けた。