ミネアポリス連銀総裁:償還資金の米国債再投資の決定を支持

米ミネアポリス連銀のコチャラコタ 総裁は、住宅ローン担保証券(MBS)の償還資金を米国債に再投資 するとした先月の連邦公開市場委員会(FOMC)の決定に支持を表 明した。

同総裁はモンタナ州ミズーラで講演。講演の事前テキストによる と、米連邦準備制度理事会(FRB)のバランスシート上の長期資産 が減少すれば「景気回復の足かせ」になっていた可能性があると指摘。 8月10日のFOMC会合で投票権を有していたら、決定に賛成票を投 じていたと述べた。

景気が過去数カ月間で鈍化する中、金融当局者は金融政策を通じ てどの程度の刺激を景気に与えるべきかを議論している。バーナンキ FRB議長は先月、景気回復を確実にするため「可能なあらゆる手段 をとる」と表明し、景気が鈍化すれば資産購入の拡大が正当化される 可能性があるとの認識を明らかにしていた。

FOMCは8月の会合で、保有資産を2兆500億ドルで維持する 方針を示し、政策金利をゼロから0.25%のレンジで据え置いた。

コチャラコタ総裁はまた、7-12月(下期)の米成長率を2.5%、 来年を3%程度と予想した。インフレ率については、今年は大きな変 化はなく、来年上昇するとの見通しを示した。「ミネアポリス連銀の予 測モデルでは、インフレ率は2011年に、より望ましい水準であるプラ ス1.5-2%に戻ると見込まれる」としている。

また、高い失業率については「憂慮すべきだ」とした上で、その

2.5ポイント余りは労働者と職業技能とのミスマッチが原因である公 算が大きいとの見解を示した。8月の失業率は9.6%だった。

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