CEBS:欧州ストレステストの結果、ほかのデータとの比較は慎重に

欧州銀行監督者委員会(CEBS) は、欧州の銀行が保有するソブリン債について、最近のストレステス ト(健全性審査)と別の出所からのデータを比較する場合は慎重に行 うべきだと訴えた。

7月のストレステストを統括したCEBSは8日、電子メールの 発表で、こうした比較は「慎重に扱われるべきだ」と指摘し、「報告 の日時や手法が異なる」ためと説明した。

7月に結果が公表された欧州連合(EU)による銀行のストレス テストについては、一部の金融機関の国債保有が少なく評価されてい た、と米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が今週、独自 の分析を引用して報じた。このストレステストでは、景気縮小や国債 の価値下落を想定したシナリオで、91金融機関の健全性が査定された。

CEBSは発表文で、「国際決済銀行(BIS)により提供され たデータは、CEBSのストレステスト期間に銀行から公表されたデ ータとの比較が不可能になるような形で総計になっている」と記述し た。