ゴールドマンのトレーダー採用でKKRなどが協議-関係者

米プライベートエクイティ(PE、 未公開株)投資会社KKRと、米資産運用会社ペレラ・ワインバーグ・ パートナーズは、ゴールドマン・サックス・グループの米自己勘定ト レーディング部門の人材採用をめぐって協議している。事情に詳しい 関係者2人が明らかにした。

関係者の1人によると、ゴールドマンの米自己勘定トレーディン グ部門を率いるボブ・ハワード氏が協議を先導している。協議は初期 段階にあり、合意に達する前に決裂する可能性もあると関係者らは話 している。

ニューヨークの企業幹部あっせん会社アクリーティブ・ソリュー ションズのシニア・マネジングディレクター、グスタボ・ドルフィノ 氏は「収益を上げているトレーダーらが集団で自分たちを売り込む方 が、個別に行うよりもより良い戦略だ」と述べ、「企業側としては、集 団として採用する方がうま味が大きいため、より大きな関心を示すだ ろう」と指摘した。

事情に詳しい関係者2人は先週、リスク抑制を狙った米政府の新 たな金融規制に対応するため、ゴールドマンが自社の資本を使って売 買する自己勘定トレーディング事業の閉鎖を進めていると語っていた。 KKRやペレラ・ワインバーグなどの運用会社は、ヘッジファンドや 顧客向けのファンドでのトレーダー採用に関心を寄せているとみられ る。3社の広報担当者はいずれもコメントを控えている。

事情に詳しい関係者によると、資産運用会社で世界最大手の米ブ ラックロックも、ゴールドマンから1人以上採用するため交渉を行っ た。ブラックロックの広報担当のブライアン・ビーデス氏は憶測には コメントしないと述べている。