iTraxx日本は上昇、米国市場の流れ引き継ぐ-CDS取引

8日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、iTraxx日本指数が上昇した。株安で 上昇した米国のCDS市場の流れを引き継いだ。

北米企業の信用リスクの指標であるマークイットCDX北米投資適 格指数は4日ぶりに上昇した。7日の取引では4.6ベーシスポイント (1bp=0.01%)上昇の107.1bpで取引が確認された。米国市場の流れ を受けて、この日のマークイットiTraxx日本指数は2日連続で上 昇した。

複数のトレーダーによると、日本の投資適格級発行体で構成するマ ークイットiTraxx日本指数は108ベーシスポイント(1bp=0.01%) で取引された。CMA提供の7日のニューヨーク終値(105.5bp)と比較 すると、2.5bpの上昇だった。

個別銘柄の取引は限定的だった。三菱商事が1.4bp上昇して52bpで 取引が確認された。一方、住友商事の3年物は9.0bp低下の35bpで取引 成立。東芝は101bpで横ばいでの取引だった。

前日の取引では、前週末3日発表の米雇用統計結果で民間部門雇用 者数が予想を上回ったことが好感され低下していたが、この日は高い水 準で取引された。

7日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が欧州連 合(EU)による銀行のストレステスト(健全性審査)で一部の金融機 関の国債保有が少なく評価されていたと報じたのを受けて、市場では、 欧州債務危機が再燃。米株式相場は5営業日ぶりに下落した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE