中国、米国抜き再生可能エネルギー投資で最も魅力的な国に-E&Y

再生可能エネルギープロジェクト に投資する際、最も魅力的な国として中国が米国を抜き首位となったこ とが、大手会計事務所アーンスト・アンド・ヤング(E&Y)の調査で 明らかになった。

中国は1-3月(第1四半期)に米国と首位の座を分けたが、4月 -6月(第2四半期)は米国を抜き、風力・太陽光発電プロジェクトの 投資先として単独首位に躍り出た。E&Yの8日の発表によると、米国 のエネルギー法案にクリーンエネルギーに関する基準が盛り込まれなか ったことが一因とされている。

E&Yの環境・エネルギーインフラ関連助言担当の責任者、ベン・ ウォーレン氏は電話インタビューで「中国が引き続き優位を占めるだろ う」と指摘。「中国は資本や政府の方針、巨大な市場などあらゆる利点 を兼ね備えている」との見方を示した。

世界最大の電力消費国である中国は、2020年までに電力の15%を 再生可能エネルギーで賄うことを目標としている。中国国家開発銀行は 今年、時価総額で同国大手のインリー・グリーン・エナジー・ホールデ ィングやサンテック・パワー・ホールディングス、トリナ・ソーラーに 最大1160億元(約1兆4200億円)を融資することで合意した。

E&Yは米国について、補助金プログラムが年末に終了するため 「再生可能エネルギープロジェクト投資の効果的なインセンティブとな る仕組みがなくなる」ことも優位性が弱まった一因としている。