米教会が11日のコーラン焼却計画を「熟慮」-軍司令官の懸念表明受け

米フロリダ州の教会の牧師は、11 日の同時多発テロの記念日にイスラム教の聖典コーランの焼却を計画 していることについて、現在「熟慮している」と述べた。アフガニス タン駐留米軍のペトレアス司令官がコーラン焼却により米軍兵士に危 害が及ぶとの懸念を表明したことを受けたものだ。

フロリダ州ゲーンズビルの教会「ダブ・ワールド・アウトリーチ・ センター」のテリー・ジョーンズ牧師はCNNに対し、現在でもまだ、 イスラム過激派への抗議としてコーランを焼却するつもりだと語った。

ジョーンズ牧師は「われわれは堅く決心しているが、同時に祈っ てもいる。われわれは状況について熟慮している」と述べた。電子メ ールや電話での問い合わせに対し、教会から直ちに回答は得られなか った。

同牧師は教会のウェブサイトのビデオで、コーラン焼却は海外の 一部のイスラム教徒の反米感情に対抗するためだとしており、「教会は 立ち上がらなければならない。どこからも助けは望めず、政治家は役 に立たない」と述べている。

ペトレアス司令官は7日の声明で、コーラン焼却はアフガニスタ ンの反政府勢力タリバンによって、駐留米軍への怒りをあおるために 利用される可能性があるとの懸念を示した。

同司令官は、イスラム過激派がイラクのアブグレイブ刑務所の捕 虜虐待の写真を使って世界中から支持を得ようとしたのと同じように、 コーラン焼却の映像を利用するだろうと述べた。

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