中国:不動産抑制措置の強化も、一部都市での販売増と価格上昇受け

中国の一部の都市では住宅販売が急 増、住宅価格も上昇しており、政府の不動産投機抑制に向けた取り組 みが効力を失ってきている可能性がある。

中国の不動産サイトを運営する搜房網によれば、深セン市の8月 の住宅販売は前月比84%増加。広州市は56%、上海市は31%、北 京市は23%それぞれ増えた。政府の不動産統計は早ければ10日に 発表される。

シティグループは8日、一段の抑制措置が取られる「公算は極め て大きい」と予想。集合住宅の事前販売の制限や銀行が提供できる住 宅ローンの割引抑制などが盛り込まれる可能性があると指摘した。

シティのエコノミスト、ケン・ペン氏(北京在勤)は「過剰流動 性と代替投資先の不足が不動産バブルをけん引しており、そうした状 況には依然としてほとんど変化がない」と述べた。

販売増加に伴い、住宅価格も上昇している。搜房網の調べでは、 北京の住宅価格は8月に12.3%上昇。深センでは7%近く値上がり し、広州でも6.6%上がった。

ペン氏は、政府が住宅供給を増やすプログラムを強化するほか、 既存の住宅ローン規制をより厳格に運用し、不動産税の導入を再び検 討する可能性があるとみている。

--Kevin Hamlin, Li Yanping, Miao Han. Editors: Paul Panckhurst, Chris Anstey

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 野崎 ひとみ Hitomi Nozaki +81-3-3201-3549 or hnozaki1@bloomberg.net    Editor:Akiko Kobari 記事に関する記者への問い合わせ先: Kevin Hamlin in Beijing on +86-10-6649-7573 or khamlin@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Chris Anstey at +81-3-3201-7553 or canstey@bloomberg.net

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