UBS:アジアのヘッジファンド紹介責任者にクレディSのパク氏採用

スイスの銀行最大手UBSは、潜 在的な投資家にアジアのヘッジファンドを紹介するチームの責任者 に、クレディ・スイス・グループからスティーブン・パク氏を採用 した。ライバル企業や新規参入企業へ社員が流出したことに対応す る。

パク氏(38)は、UBSのプライムブローカレッジ部門で香港 を拠点とする地域のキャピタル・イントロダクション責任者として 6日に勤務を開始した。同部門の事業・資本助言業務担当グローバ ル責任者、アシュレー・ジャービス氏が直属の上司となる。同行の 広報担当者、クリス・コッカリル氏(香港在勤)が7日に明らかに した。

英バークレイズやみずほ証券、仏ソシエテ・ジェネラルが市場 の回復を見込んで採用を活発化させる中、UBSなどでは今年に入 りプライムブローカレッジ部門の社員が流出した。同行は同部門の 補充として弁護士や資産運用会社の最高執行責任者(COO)経験 者、広報担当幹部など業界の専門家の採用を増やしている。

UBSのプライムサービス部門でアジア太平洋地域責任者を務 めるデービッド・グレイ氏は「業界の性質と顧客の要望がここ数年 で変 化している」と指摘。「当行はゼネラリスト的な販売アプロー チから離れる必要があり、その代わりとして専門家を求め、採用し ている」と説明した。

調査会社の米ヘッジファンド・リサーチ(HFR)によると、 744 億ドル(約6兆2000億円)規模のアジアのヘッジファンド業界 には、4-6月(第2四半期)に3億6000万ドル超の新規資金が流 入した。1-3月(第1四半期)には7億ドルの資金が流出してい た。

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