アジア株:下落、円高で企業利益の落ち込みを懸念-輸出株売られる

8日のアジア株式相場は続落。円が 対ドルで15年ぶりの高値に上昇し、企業利益が打撃を受けるとの懸念 から、日本株が下げを主導している。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時3分現在、前日比 1%安の120.53。指数構成銘柄のうち値上がり銘柄数と値下がり銘柄 数の割合は約1対4。日経平均株価は前日比201円40銭(2.2%)安 の9024円60銭で引けた。

住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジストは「悪いニ ュースがなかなか尽きない。今のようにずるずるとドルが下がると、 長期にわたって輸出関連の収益を圧迫するのが一番の問題だ」と話し た。

海外での売上高が全体の8割を超えるキヤノンや、北米で売り上 げ全体の46%を稼ぐホンダが売られた。世界最大の鉱山会社、英・オ ーストラリア系のBHPビリトンは1.5%安。銅先物相場が続落し、 前営業日比0.3%安の1トン=7605ドルと下落したことが響いた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE