BHPの株主:ポタシュ買収より自社株買い戻しを-調査で64%回答

世界最大の鉱山会社、豪英系BH Pビリトンによるカナダのポタシュに対する400億ドル(約3兆3500 億円)規模の買収提案では、BHPの株主が最大の障害となりそうだ。

ブルームバーグ・ニュースが投資家を対象に実施した調査による と、回答者の64%がBHPは資金を買収に利用する前に鉱山や自社株 の買い戻し、配当に投じるべきであるとの見方を示した。運用資産総額 1150億ドル以上の株主企業14社は、BHPのマリウス・クロッパー ス最高経営責任者(CEO)は敵対的買収の提示額を12%以上引き上 げるべきではないと考えている。

BHPの株式を含め250億ドル相当を運用するパーペチュアル・イ ンベストメンツのファンドマネジャー、ジェームズ・ブルース氏はシド ニーからの電話インタビューで「M&A(合併・買収)は常に自社株を 買い戻した場合の価値の増加との対比で検討されるべきだ。ポタシュ買 収と比較した場合、BHPにとって自社株を買い戻す方が得策だと思 う」と指摘した。

ブルームバーグが集計したデータによると、2005-08年のM&A ブームに実施された100件の大型買収では、買い手企業の半分以上のリ ターン(投資収益率)が2年後に業界他社を下回った。クロッパースC EOは、株主の利益にとって最善策でなければ、今年は大型買収を控え る方針を示していた。

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